TAYL11終了 御礼 from TAYL FOUNDATION

TAYL11スタート1発目のプレゼン風景(KOBIE)

TAYL11無事に(?!)終了しました。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました! 万単位の赤字を覚悟していますが、共同オーガナイザーKOBIEの感触によると、そこまではいかないのではないかということで週明けの精算に向け、少し気が軽いです(苦笑)。また、DAYLに参加した上でPAYLボックスに入れてくださった方々もいて、ちょっと感動してしまいました。

個人的には、生まれて初めて「未完成」のプレゼンで本番に突入してしまった結果・・・、”出来”については反省です(当日の日中にずっと会議で拘束され、ラストスパートできなかったのが痛恨の極みですね)。それから、いつも自分のトークで持ち時間オーバーになってしまうことについても。

自分の出番では「武術としてのプレゼンテーション術」のパート2ということで、「発想をいかに生み出すか。いかに没入感のあるプレゼンを創り出すか。」という問題について、実体験とそこから出て来る考えをお話ししました。

過去数年間、総上演時間14時間超、2300枚以上のスライド作りを通してたどり着いた「境地(パッション)」。少しでもオーディエンスの方々に伝染したらうれしく思います。

そして、「法務/知財のプレゼン」が、ほかの職種の方々のプレゼンよりもぬきんでて面白くなり、また、「日本の」法務/知財のプレゼンが世界の同業者の中でも圧倒的に面白い、と言われるようになれば最高だな、と思っています。

今回客席には、お忙しい中お立ち寄りくださった「元企業法務マンサバイバル」のはっしーさん(Tweetしてくださったようです)、先日立ち上がったばかりの知財系トークイベント「∞×知財」のちざたまごさんもいらっしゃいました。法務・知財業界のトークイベント主催者が居合わせるというなかなか渋い展開で、イベント終了後の懇親会DAYL(Drink As You Like)ではお二人と話し込んでしまいました。

思わず、話し込む。これもTALK AS YOU LIKE本来の姿ですね。今後いろいろな展開(CHEMISTRY)が始まると思いますので、楽しみです。

次回TAYL12は、おそらく3ヶ月後でしょうか。だいたい日程はいつの間にかKOBIEが決めています。

年のせいか、「徹夜→終日会議→本番」では、もうテンションがもたなくなってますので、是非次回は「前日休暇→徹夜→当日午前半休→本番」という本来のペースに戻したいと思います。

終了後、同じ職場のメンバーと一緒に、大きなスクリーンを担ぎ、機材のコンテナやスタンドバッグを積んだ台車を押して金曜夜の新橋の喧噪を聞きながら撤収しました。ガラガラ鳴る台車の音を聞きながら、それはまるでバンドのローディーのようで、「法務っていいな」と思いました。

最後に、ご多忙の中、プレゼンターを務めてくださったIさん、Nさん、Sさん、どうもありがとうございました!(いつものことながら、運営側にいるとプレゼンを聞く心の余裕がないので、これからビデオをゆっくり見させてもらいます。)

さて、TAYLの本番を終えた週末は、開放感に満ちあふれ心からリラックスして過ごせるので、たまらなく好きなんですね。髪を切ったり、珈琲店で新しく入荷した豆の話をしたり、夜は日本酒を飲んだり。さあ、次は何をやろうかということを考えたり。家族にも優しくなれる気がします。

TAYL10での「既存認知不活性化理論およびLDQSフレームワーク」の発表に続き、今回のTAYL11では、「プレゼンテーションにおける中間子理論」を発表しました。本番には間に合いませんでしたが。Amazonから「人物で語る物理入門(下)」(米沢富美子 著)が届きました。湯川秀樹氏の出てくる場所を読みながら、本当にプレゼンテーションというのは、見えない中間子が存在することを信じつつ進んでいく旅路のような作業だという思いを強くしました。この「武術としてのプレゼンテーション術」も次のパート3では、「認知篇」「発想篇」に続く「表現篇」の世界をお送りする予定です。

さて、TAYL11が終了しましたが、真面目な日常業務に加え、規程やガイドライン3本、社内動画作品1本、社外取材1本が月内に控えています。楽しみたいと思います。

それでは皆さん、また次回TAYL12でお会いしましょう。